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This is kyoeido/協永堂アクティビティ

2016.05.10

「自衛隊隊内生活体験2016」

弊社が毎年参加させて頂いている陸上自衛隊の隊内生活体験に本年も参加させていただきました。隊内生活体験も本年で4回目となり、毎年受け入れて頂いております自衛隊朝霞駐屯地広報センター様に心より感謝申し上げます。

今年は新入社員10名を中心として、総勢14名で陸上自衛隊 朝霞駐屯地 東部方面通信群教育隊様にお世話になりました。まだ入社して間もない新入社員達が団体行動や集団生活を学び、今後組織の一員として活動するうえ必要不可欠である「チームワーク」を勉強させていただきました。

今回の隊内生活体験では、まず教育隊長より孫子の兵法を用いて戦略・戦術を学ばせていただきました。戦略とは自分の強みと相手の弱みを分析することにより、相手より優位に立つということで、この考え方は会社にも通じていて、自社の強みを把握して営業活動することが重要なのだと学びました。また、仕事を行う中で辛く、厳しい状況になった場合に、「気持ちを楽に」「時間を決めて行う」「自分を信じる」「情報を集める」「周りの力を借りる」という5つのアドバイスもいただきました。これらのアドバイスの通り行動出来れば、きっと厳しい状況も切り抜けられると、社員一同感心して拝聴いたしました。

2日目の深夜から行われた行進は雨の降る中行われ、約20kgの重りを社員一同で交代しながら背負い、約5時間歩き続けました。途中に休憩を挟んだものの、体力・精神的に限界になりながらも仲間を気遣い、誰一人欠けることなく無事に完歩出来ました。この行進は非常に厳しく、体の節々に痛みを訴える社員も多かったですが、誰一人途中で投げ出す事無く、互いに励ましあいながら完歩しました。この経験はこれからの人生で必ず糧になる、掛け替えのない思い出です。

3日目にはこれまでの時間で練習していた基本教訓(行進しながら右向け右などの号令を掛け、その通りに動く訓練)の審査会があり、チーム事にその精度を競い合いました。一見すると簡単そうですが、号令通りにチーム全員は同じ動きをするのは至難の業で、何度も何度も練習しました。まさにチームワークを試される競技でした。結果として、弊社のチームの一つが見事優勝いたしましたが、どのチームも素晴らしい行進を見せてくれました。

長いようで短い2泊3日でしたが、これらの経験はこれからの世代を担う若手社員にとって、本当に素晴らしいものだったと思います。

時に厳しく、時に優しく常に私たちを指導していただいた教官の皆様に心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。